追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「お願い離してっ…」

抵抗して胸を必死に押すが

あの優しい
啓さんとは思えない程とても力が強く
私の後頭部と背中に手を当て
抱き締めており全然ビクともしない。

海斗とは比べ物にならない力…
これが、ヤクザだ…。

私を犯したあの男もきっとヤクザ。
それも、響さんや啓さんの関係するかもしれない同じ柏木組のタトゥーの持ち主…。

一般人の、しかも女の私では…
到底力では、ヤクザには敵わない…。