追憶の愛情~想い出せない貴方へ~

「響さん、痛いですよ…」

「…今は我慢してね。
今花の顔を見ると理性が壊れるから。
…花にはホントずっと生殺しさせられるね。
こんなに興奮して我慢させられるのは
初めてだよ…」

響さんの甘い吐息が私の耳元にかかる。

そして響さんの興奮した下半身のモノも
服越しだけど私の下半身に押し付けられ…

その行為にまた身体が熱くなる。

「…響さん、その、大丈夫ですか?
また、下の方が…当たってますよ?」

…響さんが私に興奮して
下半身を熱くさせるのはこれで3度目だ…。

「…大丈夫じゃないよ。
だから今必死に抑えてるんだから…」

「…私を抱き締めれば抑えられるんですか?」

「…目の前にいれば
余計に抱きたくもなるけどね。
でも花の嫌がる顔とか想像すれば
何とか鎮められそうだから」

…嫌がるなんて事、今はない。

響さんに抱き締められると安心するし
私は今もずっとドキドキしている。

最初出会った時、
興奮したモノを押し当てられて
凄く怖かったけと…今は違う。

私は今は響さんを信用してるし
きっと…彼は優しい抱き方をしてくれる
だろうから、抱かれて嫌な気持ちなんかないだろう…。

でも、
そんな事を言えばまた響さんは困るのかな…。