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DOLL 人形達の物語
「ーへぇ?」ニヤッ
今の彼女の言葉で彼女の想いを察したのか
旭兔の顔に戸惑いや疑問が消えた。
「沙野ちゃん……?何言ってるの」
医師はそれとは逆に全く意味のわからない言葉を
並べる部下に戸惑いが隠せなさそうだった。
と、旭兔の質問にせっかく答えたと言うのに
何も返事が返ってこず彼女が戸惑い始める。
「?、あの?」
そんな彼女を見て、
ああ、と旭兔がこんな質問をした理由を話す
「では、沙野嬢は使った事もないから
内部の事を知りませんね?」
その単語を聞いて空気が凍りつく。
(旭兔、一体何を………っ)
口を出そうとする前に旭兔に黙ってろと
目で牽制され思うように言葉が出ない。
「内部?」
意味が分かっていない沙野はもう一度聞き直す
旭兔が嘘のはりついた笑顔で答えようとした時
バンッ!!!!!
医師がベットの隣にあった机を叩き
敵意むき出しで旭兔を睨みつける
机を叩いた音のあまりの大きさに
沙野は驚き目を見開いた
「沙野ちゃんに変な事を教えるな!」
冷静さのカケラもなく旭兔に向かって怒鳴った。
「ぷっ…ハハッ!!
医師のお兄さんは、本当によくご存じで」
が、相手を苛立たせるのが得意なこいつは
そんな言葉聞く耳を持たない。
わざと笑って相手の冷静さを奪う。
「ーっ」
「…内部とはなんですか?」
医師の男が自分に聞いて欲しくないと
分かっていて、危険な事だと分かっていて
なお聞き返した。
一般人が入り込んでしまったら危険な領域だ。
もう戻れなくなる
そう知っている医師は必死に
沙野の好奇心を止める。
「――――――沙野ちゃん!」
が、そんなに簡単に人の好奇心は無くならない。
「アルフォンス先生
聞くだけですので、大丈夫です」
そう、少し聞くだけ。
と思っていても知りたいと思う
純粋な気持ちは止まらない。
せっかくの彼達を知れる機会を
貴方に邪魔されるなんて
こんな所でおあずけだなんてゴメンだ。
DOLL 人形達の物語
「ーへぇ?」ニヤッ
今の彼女の言葉で彼女の想いを察したのか
旭兔の顔に戸惑いや疑問が消えた。
「沙野ちゃん……?何言ってるの」
医師はそれとは逆に全く意味のわからない言葉を
並べる部下に戸惑いが隠せなさそうだった。
と、旭兔の質問にせっかく答えたと言うのに
何も返事が返ってこず彼女が戸惑い始める。
「?、あの?」
そんな彼女を見て、
ああ、と旭兔がこんな質問をした理由を話す
「では、沙野嬢は使った事もないから
内部の事を知りませんね?」
その単語を聞いて空気が凍りつく。
(旭兔、一体何を………っ)
口を出そうとする前に旭兔に黙ってろと
目で牽制され思うように言葉が出ない。
「内部?」
意味が分かっていない沙野はもう一度聞き直す
旭兔が嘘のはりついた笑顔で答えようとした時
バンッ!!!!!
医師がベットの隣にあった机を叩き
敵意むき出しで旭兔を睨みつける
机を叩いた音のあまりの大きさに
沙野は驚き目を見開いた
「沙野ちゃんに変な事を教えるな!」
冷静さのカケラもなく旭兔に向かって怒鳴った。
「ぷっ…ハハッ!!
医師のお兄さんは、本当によくご存じで」
が、相手を苛立たせるのが得意なこいつは
そんな言葉聞く耳を持たない。
わざと笑って相手の冷静さを奪う。
「ーっ」
「…内部とはなんですか?」
医師の男が自分に聞いて欲しくないと
分かっていて、危険な事だと分かっていて
なお聞き返した。
一般人が入り込んでしまったら危険な領域だ。
もう戻れなくなる
そう知っている医師は必死に
沙野の好奇心を止める。
「――――――沙野ちゃん!」
が、そんなに簡単に人の好奇心は無くならない。
「アルフォンス先生
聞くだけですので、大丈夫です」
そう、少し聞くだけ。
と思っていても知りたいと思う
純粋な気持ちは止まらない。
せっかくの彼達を知れる機会を
貴方に邪魔されるなんて
こんな所でおあずけだなんてゴメンだ。
