【俺は死ぬ事も出来ない。】
一瞬脳内をよぎった言葉のせいで頭が痛くなる。
下を見れば、刺され血が止まらなかった腹の傷は丁寧にぐるぐると何重も包帯が巻かれていた。
(よくあの血の量を止めた医師がいたな…)
不意に横にある鏡を見ると点滴をうっているにもかかわらずまだ、血が足りてないのか真っ白な顔の俺がいた。
その顔を見て、だんだん冷静さを取り戻す
そして、冷静になってある事が気になった。
ここが病院である事と
自分が死んでいない事がわかったが
一体、今日が何日なのか
俺は何日眠っていたのか
想像できるわけがない。
