ザアアアァァァァ――――――!!!!!
(雨が…強い……)
スッー
急に強くなった雨に川の流れも早まる。
その流れの速さに落ちたらもう本当に戻っては
来れないと恐怖なのか彼女はおもわず
川から目をそむけるように横を向いた―――
「……?」
すると少し遠くの方で今、自分が登っているフェンスにもたれかかる人のような影を見つける。
(え、な、に?あれ………人?)
ザアアアァァァァ――――
雨が強く視界が悪いせいもあるが、
ピクリとも動かない
その影にもしかして人では無いのでは?
と疑心暗鬼になる。
それでも目を凝らしてよく
見るとやはりアレは人だった。
「――――男の……子?」
【私が死んだら】
【このこはどうなる?】
