「……ゆいちゃんとシェア出来るとか、幸せ」
恥ずかしそうに俯きながらそう言った彼を見て、隣を並んで歩けていることに私も幸せを感じた。
私がリクエストしたものを全て購入してくれた瀬戸くん。終始はぐれないように手を繋いで歩いてくれて…『デートの時くらいカッコつけさせて』と言って支払いは全て彼が済ませてくれた。
女の子扱いされることに慣れていないので、毎回財布を取り出してしまうが…これが”彼女の特権”というものかと思うと嬉しくて、、
「……りょーたん、ありがとう」
と素直にお礼の言葉を述べると……
「いま、そんな可愛いこと言わないで」
顔を真っ赤にしてそっぽ向く彼が愛おしくて、この時間が永遠に続けばいいな…と思った。



