ゆる彼はエモく尊い【完】



惣菜を食べ終わったあと、瀬戸くんが家まで送ってくれることになり…二人で手を繋いで夜道を歩く。



「あのさ…デザート、食べて帰らない?」


「……デザート?いいね、食べて帰ろう!」



瀬戸くんの提案に、乗ってみせると嬉しそうに笑った彼が「そこのコンビニに寄ろう。」と言ったので首を縦に振ってみせた。



「暑いしなぁ……」


「だね…デザートと言えば、、」


「アイス」

「アイスクリーム」



見事にハモってしまい、二人で顔を見合せて笑いあった。考えることが一緒って…嬉しい。



「アイスクリームなら…シェイクにしない?ほらそこのハンバーガーショップの」


「……いいね、そうしようか」



某大手チェーンの赤色に黄色いのマーク看板が目印のそのお店。二人で中に入って各々シェイクを注文した。



「結花はストロベリー派?」


「うーん…いつもバニラと迷って、結局こっちにしちゃう」


「……じゃあ、半分こしよ?俺のバニラだから」



目の前に差し出された瀬戸くんの飲みかけのバニラシェイクのストロー。それに口をつけて飲む姿を見られるのは…何となく恥ずかしい。