ゆる彼はエモく尊い【完】



「……ありがとう、大切にするね」


すぐに今使用しているケースを外して、Ryotaの名前入りケースを装着する。



「使ってくれて…ありがとう」



なんて言いながら、自身もスマホケースを装着している瀬戸くん。その姿が尊くて…胸がキュンと高鳴る。



私みたいなオカン系オッサン女子を、、1人の女の子として扱ってくれる瀬戸くん。それがとても新鮮で、少し恥ずかしくて……でも嬉しくて。



「これ、瀬戸くんにもらったんだよーって…世界中に自慢して歩きたい」



そんなふうに思ったんだ。こんな私のことを大事にしてくれる彼のことを、世界中に自慢したいと思った。



「そうして貰えると、助かる。そしたら世界中に結花が俺の彼女だって広めることができるから」



想像を超えてくる返答が返ってくるのは予想済みだが、毎回それを更に超えるキュンを提供してくれるので幸せすぎて怖くなります。