ゆる彼はエモく尊い【完】




「と、とりあえず食べよう!お昼から回る時間無くなっちゃう!」


恥ずかしくなってきて、"いただきます"と手を合わせて見せると…瀬戸くんも同じように手を合わせておにぎりを選び始めた。



「……どうだった?何味?」


自分もおにぎりをひとつ手に取りながら彼に尋ねてみると、、


「ツナマヨ、最高です。一生飲み込みたくない」


なんておバカな感想が聞こえてきて、思わず笑ってしまった。



「……てか、これハンバーグ?和風…?」

「ん、豆腐ハンバーグ…苦手だった?」



片手におにぎりをしっかり握りしめたまま、空いた方の手でおかずを口の中に放り込む彼。苦手だったのかと不安になり尋ねてみると、、



「初めて食べた…美味しすぎて、多分明日死ぬ」



なんて……学校を出ても彼のエモさは健在です。