「俺……勝手に心の中で"ゆいちゃん"って呼んでたから、、それで…登録してしまった」
──…なんだって?!
「臼井さんとか、結花ちゃん…って、、他の奴も同じように呼んでるから…なんか嫌で。俺専用って意味で勝手に。ゆいちゃんって心の中で呼んでた」
っえ…エモい。エモすぎるんですけど瀬戸涼太!エモが止まらないんですけど、瀬戸涼太っ!!!
「……やっぱキモいよな、ごめん」
直すよ、といって"ゆいちゃん♡"を削除しようとしている彼の手を思わず掴んでしまった。
「そ、そのままで……いいよ!」
「……え…?」
「そのままが、いい。」
別のゆいちゃん♡なら傷つくところだが、それが私のことを指すなら……そのままがいい。
「代わりに私も、"りょーたん♡"って入れとくね」
なんて爆弾を投下して、自分のスマホの連絡先に"りょーたん♡"が追加されたところで目の前のりょーたんの顔色を伺えば、、
案の定、真っ赤に頬を染めて…それを隠すみたいに恥ずかしそうに口元を手で覆っているりょーたんが視界に入り、その姿があまりにも可愛かったのでパシャりと写真に収めておいた。



