...プルルル
電話かけ続けた
『はい』
男の人が出た
さっきの人だろう
「初めまして、高橋 愁です
きりの幼馴染でいま持病の喘息を担当してる医師です」
『中学の同級生の橋田孝太です』
「きりがご迷惑おかけしてすみません」
『いえ、久しぶりに会って盛り上がっちゃって...
酔って寝ちゃったんですけどどうしたらいいですか?』
「場所教えていただければ迎えに行きます」
『なんか今日はももかのところに泊まるって...』
「いや、連れて帰ります」
『そうですか、わかりました。
場所、送っておきます』
すぐにきりの携帯からメッセージが届いて
ここから車で15分ほどのところ居酒屋だった
車を出して迎えに向かった



