次の日もその次の日も
普通に仕事をいき帰る日を繰り返していた。

愁くんから連絡もきてたけど
私にばっかりかまってたら自分の仕事が捗らないと思い軽く返信だけしてあとは無視をした。
仕事をしていることは言ってないけど
きっとお母さんが連絡して知っている。


気がつけば火曜日の晩。

明日ははじめて愁くんの病院に行く日。

前の病院からカルテは開示してもらって
準備はしてあるみたい。
お母さんが言っていた


なんだかドキドキが止まらない。


...ピコン

《明日まってるから。ちゃんとおいでよ》

もうわかってるよ...
わざわざ連絡してこないで。
ドキドキしてるのに愁くんからのメッセージでまたドキドキする。

家でゲームしても
携帯で動画見ても
漫画読んでも
何しててもドキドキが止まらない

ドキドキを紛らわすために少し散歩にでることにした

その時にはもう日付を超えててお母さんもお父さんも寝室にいたから気づかれない。