「ってか……透子じゃん!なんだよ、気ぃ使って声掛けて損した。」
「気遣って損したとかいう男、ほんと無理。てか隣に座っていいとか言ってないんだけど。勝手に座るのやめて」
成川くんと一緒に居たのは…たまにタラちゃんに絡んでくる男子、、名前は確か…山本くんだったかな?何でも中学が同じで、家も近所らしく…タラちゃん曰く腐れ縁の仲らしい。
仲がいいのか悪いのか、口論を繰り広げながらも共に昼食を取り始めた彼らを眺めていた私の隣の席に…今朝友人になったばかりの成川くんが静かに着席した。
「…いただきます」
っと、一人…手を合わせてから食べ始めた彼を見てまた好感度が上がる。
(成川くんの隣でご飯を食べる日がくるとは!)
内心浮かれながら、自分も箸を持ち…目の前の騒がしい二人の会話を聞きながらお弁当を食べ始めた。
しばらくして…山本くんが突然、黙り込んでしまったので気になって彼に視線を送ると、、
「……なんでしょう?」
なぜか彼は私の顔をジッと見ている…ような気がした。いやだって、物凄く目が合っている!!



