そして、パンケーキが入っているであろう箱を開ける入江さん。
「〜〜っ、そんな前から、
私のこと、知ってたんですね、」
そんな入江さんの隣に、
ゆっくり、腰掛けながら言葉を発した。
「............うん。まぁ、」
「〜〜っ、私は、月陽カフェに通うようになって、入江さんにひと目惚れしました、」
私は読書も好きだけど、入江さんも好きって、
気持ちを、私なりの言葉で精一杯紡ぐ。
「..................ん。パンケーキ」
「ぁ、えと、ありがとうございます、」
私の精一杯の言葉を入江さんが、
どう受け取ってくれたのかは分からないけど。



