私はあなたに恋してます

chapter.4『隣の高校生へ告白』




『かおりたーーーん』

『みちか?どーしたの』

私は村井 香里

通称:かおりたん

女子校に通う17歳

実はまだ彼氏も好きな人もできたことがない

『あのね〜、隣の県に男子校あるじゃん』

『あるね。それがどうしたの』

『あのね、あのね』

みちかって私より小柄で、美人で頭の回転が早い

実は私の幼なじみ

みちかは可愛いからこれまで何人も彼氏が出来てきた

それに比べて、私は…

『あのね、隣の県の男子校の日下部くんって男の子が好きになっちゃって…、それでね?その日下部くんの告白について来て欲しいの』

『えっ!!!!こくはくぅっ!』

『ちょ、かおりたん、声が大きいよォ』

そう言われ私は慌てて口を抑えた

『ごめん。それでどこまでついて行けばいいの?』

日下部くんは私もあったことはある

とても爽やかで、優しい雰囲気の男の子だ

『えーと、駅前の新オープンされたカフェに呼んでるの。そこまで着いてきて欲しいな』

あ、あの、駅前のカフェね

新オープンされたばかりだし、なんでも店員さんがイケメンで女子高生が殺到してるんだとか

『もう、分かったよ。大好きな親友の頼みだもん。ついて行くね』

『かおりたんならそう言ってくれると思った!よし、早速行こう!』

そういいみちかは私の腕を引っ張り、駅前をめざし歩いて行ったのさ