ベランダ越しに花束を

分からなかった。

なんでそんなにはっきりと言えるのかが。

死にたい、なんて言っていた私をどうして信じてくれるのかが。

光琉はそう言う私に、これまでにないほど優しい笑顔で言った。

「だって、舞花は強いから」

「え、?」

「1人で頑張って耐えて、ここまで生きてこられた。それって凄いことだと思うよ」

「それは、光琉がいたから、」

光琉のおかげで私はここにいる、生きている、生きていて良かったと心から思っている。