…光に包まれて。

「よっし、じゃあまぁちんち呼んできて。」




まぁちんの家に着くと、美羽が呼びに行く。自然とそんな役割がある。




ガチャ




「おーい」




まぁちんと紗季はまったりとチーズケーキを食べていた。




「うわぁずるーい。」




「おっ美羽も食べたいんか?」




まぁちんはフォークに刺した一欠けらのチーズケーキを美羽の口元に差し伸べた。




「いいって~紗季に叱られちゃう。」




「気にしなくて良いのに~じゃあうちのあげるねっ。食べかけだけど。」




半分だけ残ったチーズケーキをお皿ごと美羽に渡した。