「「行ってきます」」 今日も秋君と一緒に家を出る。 「秋君、私距離取っちゃうけどいい?」 心配になりつい聞いてしまう。 距離を取られるのは相手からするといい気はしないだろう。 「別に、ちゃんとわかってるから」 「っ……ありがとう……」 ごめんね、ありがとう。 一緒に登校しなければいい話なのだが、なぜかそれは秋君が嫌がったのだ。 私的にも正直嬉しい。 今はなぜか少しでも一緒にいたいと思っているから。 なぜそう思っているかは不明だが。