後ろを向いていたが、私にはわかった。
私よりも全然高い身長。
体の半分が足なんじゃないかと言うくらい長い足。
そして、その制服の着方……
みんな襟を折らないのにしっかり折って、シャツはインしない着方。
他にもいるのかもしれないけど、私は秋君以外見た事ない。
私が呟いた言葉が彼にも届いていたのかばっとこちらを振り返った。
「時雨……」
ちゃんと、謝罪文を考えていたのにいざ前にすると言葉が喉をつっかえて出てこないっ
気まずくて目も合わせられず、私達の空間には時が止まったかのように沈黙が続いた。
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