別にいいけど、どうしてよりにもよって別館の図書室なんだろう。
少しでも疑問を無くすため聞いてみる。
「あのっなんで別館の図書室なんですか?」
あぁそれはね!と言いながら教えてくれた。
「ここが狭いから!」
「えっ?」
もっと何かあるのかと思っていたのにそんな理由で拍子抜けしてしまう。
「本館は空き教室はあるんだけど許可が降りなくて、だから別館ならいいじゃんと思って」
「じゃあどうしてピンポイントで図書室?」
「それは図書室しか別館の鍵がなくて……」
あはは……と言いながらぽりぽりと頬をかいた会長。
まぁ、別館が使わなくなったのは結構前だから他の教室の鍵がなくてもおかしくない。
「そういう事なら、わかりました」
ちゃんと納得し、了承する。
「本当!?ありがとう」
「じゃあ早速明日からよろしくね!」
「はい」
芽沙は良いのだろうか?と思い、芽沙の方を向くと少し口角が上がって見えたのでいいのかな?と思った。
メガネでちゃんとは見えなかったけど……
「よし、じゃあよろしくね!」
「はいっ」



