午後の授業はなんだか早かったのか遅かったのかわからない時間だった。
「はぁー」
今日はお悩み相談も少なく、あっという間にポスティングが終わる。
じゃあ帰ろうかな。
もう秋君はいるんだろうか?
少し不安が混じった気持ちを抱えながら帰ろうと靴に履き替えていると後ろから声がした。
「いたっ凪音っ」
ん?デジャブ?
今日のお昼にもこんな事があったような……
デジャブを疑いなら振り返ると案の定、芽沙が息を切らしながら立っていた。
今日会ったの3回目?
すごいなぁ……
「あのっ、ちょと来て欲しいの生徒会室に」
もはや運命?と思うぐらい会っているなとか思っていると生徒会室に行くように促される。
生徒会?
生徒会なら今日の朝に行ったんだけど……
まだ何かあったのだろうか?
正直今は一刻でも早く秋君に謝りに行きたいけど、行かないわけにも行かないので芽沙についていく。



