「はぁー疲れた……」
「お疲れ、朝から大変だったね」
少し待っていると手前の方から秋君と会長の会話が聞こえてくる。
もう来たのな?
私も行こっと。
火野さんを起こそうか迷ったが勝手に起こすと怒られそうだったからそっとしておく事にした。
「秋君お疲れ様」
秋君達の所に行くと思ったとうり秋君の姿が。
「お前、もう来てたのか……」
「う、うん」
なんかげっそりしてるなぁ……
まぁ、朝一番にあんなにも騒がれると大変だよね……
「お前が勝手にどっか行くから余計手こずったじゃねぇーか」
はぁと大きなため息を溢しながら頭を抱えている秋君。
「なんでよ」
「お前がいれば囮にして逃げてたのに……」
はぁ!?
疲れてるのかとか思ってたのによく回る口ね。
「どういう事よ」
「お前がチッセーから見つけれなかったつってんだよ」
「私は平均的な身長よっ」
「間違ってねぇーだろ」
大間違いよ



