「…」
「…」
家に帰る頃には私達2人ともずぶ濡れになり玄関で立ち往生していた。
これ、どうしよう……
「これじゃあ入れないよ……」
「どうする?」
どうしよう…?
「あっじゃあこうしよう、ジャンケンに負けたほうが洗面台に置いてあるバスタオルを取ってくる事!」
「秋君バスタオルどこにあるかわかる?」
「あぁ。もうこの家の事は全部覚えた」
「じゃあ行けるね!」
コクリッと小さく頷く彼は当たり前じゃんとでもいいたそうだった。
意外と頭良かったり?
「で、どうする?」
私が頭が良いのか考えていると横から声がする。
「やる!」
「よし、じゃあ行くぞ」
2人は前に右腕を突き出す。
「「じゃんけんぽん」」
私はパー秋君は……
チョキ……
私が負けた……



