「今日は何も見なかったな」
「まぁ、でも秋君の事知れたし私的には良かったよ!」
「ぜってー誰にも言うなよ俺が泣いたとか……」
恥ずかしそうに頬を少し赤ながら私に釘を刺した。
「流石に言わないよ」
「サンキュ」
でも、会長とかあのヤンキーさんとかは知ってそうだけど……
まぁ、聞かなくてもいっか!
「あっ一応悠希と海斗は知ってるから」
私の考えてる事を読み取ったかのようにそう付け加えた。
エスパーですか?
それは置いといて、ちゃんとそういうの伝えられる人がいるならいいんだけど。
「お前っ何笑ってんだよ気持ち悪いっ」
秋君に親友?と呼べるような人がいとて嬉しくて……
とは言えない。
「いやっべっつにーっ」
「なんだよはっきり言えよ」
「べっつにーっ」
私は煽るような口調で言う。
「このやろっ」
「うわっいきなり来ないでもらって!?」
怖いって
秋君がいきなり私の方に向かって走ってくる。
「お前が悪いだろ」
「いやっ違うでしょ」
「ハイタッチー」
「はぁっ!?」
ここから私達は馬鹿みたいに鬼ごっこをしていた。
雨が降ってきてもお構いなしに……



