「はー疲れたー」
みんなと別れてから数時間後、初めの集合場所のアーチ前に集まっていた。
「お前はチョロチョロしすぎなんだよ」
「それはこっちのセリフよ」
「いやっお前がどっか行くからもう無視していこうかと思ったわ」
「まじ?」
「うん」
ほんと、いつ見ても面白い漫才みたいな二人の会話を聞きながらこれからどうするかを話していた。
「もう結構いい時間だけど」
「だよね」
「解散にするか」
「だな」
後ろで二人が言い合いをしているうちに私達は話し合い、もう今日は解散する事になった。
確かにもういい時間かも。
「ちょっとーそこの二人ーもう解散にするよー」
会長が二人に呼びかけ、それを聞いた二人はぽかんとしている。
どうやらまだ遊びたかったらしい。
だけどここには生徒会長様と副会長様がいるから悪い事できません。
遅くなり過ぎるのは先輩の門限にも関わってくるから先輩と火野さんも了承した。



