「私なんかで良ければ、ぜひよろしくお願いしますっ」
少し間があったから無理かと思ったが、亜香里さんは心よくイエスと言ってくれた。
「ほんと!?ありがとっ」
私は嬉しくて舞い上がってしまいそうだった。
「でも、あなた変わってるわね私はあなたの事を叩いたのに」
あっそれは……
「あの紙を見たからだよ!」
「紙?」
私は秋君がばら撒いた紙の事を亜香里さんに説明する。
「あっその紙ね、あれは柚弦が私達に配って書いてくれって全クラスに渡してたんだよ」
秋君が?
確かに、どうして今日の朝にこの日輪学園祭の生徒の署名を集めれたんだろうと不思議に思っていた。
「そうだったんだ……」
秋君がそんな事をしてくれていたなんて。
私と秋君は一緒に住んでいるのに全くそんな素ぶりは見せていなかった。
私が気付かなかっただけなのかもだけど……
「だから愛されてるなぁって思ったよっ」
クスッと笑いながら私の事をからかうような目をしながら亜香里さんは言った。
「そ、そんな事ないよっ」
他の人からそう言われるのは結構恥ずかしいっ



