秋君は私が任せるという意思を示すとにっこり笑いヒョイっと片手でステージ台に登った。
手には何やら紙の束を持って。
「俺は二年の秋柚弦、今俺がここにいるのはあの教頭がぐうの字も出ないような物を持っているからだ」
自信満々に言う秋君を見るともう大丈夫だと信じてしまう。
「これはここにいる日輪学園全員の署名が入った紙だ」
そう言って左手に持っていた紙の束をバサっと空中に撒き散らした。
ひらひらと落ちてくる紙の一つが私の前で地面に落ちてくる。
それを拾い上げ目を通した。
これって……
そこには原亜香里と書かれている紙だった。
亜香里さん!?
亜香里さんは私の事を平手打ちした人。
でもあれは私が悪かったりする。
この人も書いくれていたんだという驚きから衝動的に書かれている事が気になり読んでしまった。



