次の日、学校に行くと案の定会う人会う人に「あの人でしょお悩み相談の人」と言われるようになった。
き、気まずい。
もう私は足早に教室に向かった。
教室に入ると騒がしかった教室がシーンとなってしまった。
私は肩身を狭くし、自分の机に向かう。
やっぱり気まずいなぁ。
居心地が悪くすぐにでも学校を抜け出したくなる。
はぁとため息をつきそうになった時、机の引き出しに何やら紙が入っている事に気付いた。
ん?なんだろう……
手を伸ばし紙を取る。
紙にはこう書かれていた。
「時雨凪音さん、あなたがお悩み相談のアドバイザーですね。あなたには十月十八日の朝礼で辞めますと公開宣言をしていただきます。しないと言うならばあなたは退学とさせていただきます。では宣言する言葉を考えておくようにしてください。」
何、これ……
私今半分脅迫されてない?
あの教頭どこまで小根が腐ってんだか。
無視したかったが、私一人退学させるくらいの権力はあの人にあるはずだから。
はぁとまたため息が溢れた。



