ボーッとしながらそんな事を考えているとキッチンの方からガチャンッという食器が割れたような音がした。
えっ!?
「大丈夫!?」
急いでキッチンに行くとさっきのお皿が2枚割れていた。
「ごめん、流し台に置こうとしたら手が滑って」
秋君はあからさまに動揺していた。
なんか、学校の時とのイメージが違うなぁ
もっときつい性格なのかと思ってたんだけど。
でも食器が割れたから動揺してるだけかもだけど。
当たり前か。
「大丈夫だよ!秋君は怪我しなかった?」
しゃがみながら秋君に尋ねるとコクリッと頷いた。
良かった。怪我がなくてあれ当たると結構痛いもんね。
秋君に怪我がなく安心しながら私は割れた食器を片付けだす。
これ結構お気に入りだったんだけど、まぁいっか!
また何か買おっと!!
「よし」
全ての割れた皿を片付け、掃除機をかける。
見落としてなければもうスッキリ綺麗なはず。
「終わったよ」
秋君は私が片付けている間ずっと秋君は隅でうずくまっていた。
「悪かった」
「いえいえ」
これが秋君の本当の姿かな?
いつもは結構クールだけど実際は結構奥手だったりして。
これが本当の姿なら私に少しでも心を開いてくれたのかな?
そうだといいなぁー
「じゃあお風呂入ってくる?もう時間遅いし」
「先にいいのか?」
「うん!」
「サンキュ」
それだけ言うとトボトボとお風呂場の方に向かった。
「絶対落ち込んでるじゃん……」
意外とメンタル弱い?
だったらこれもギャップだなぁ〜!
私も秋君が出てきたらお風呂入ろっと。



