「時雨さんがやってたなんて」
「あいつがやってたんだ」
「あんな人が?」
みんなの視線が痛いっ……
私も訳がわからず、立ち尽くすしかなかった。
「ではすぐに図書室を切り上げ、鍵を私に渡すように。以上」
自分の言いたい事を言い、清々しそうにしながらフレームアウトしていった教頭。
なんなのあの人……
どうしてこんな事を?
もう訳が分からず教頭への不満ばかりが溜まっていく一方、教室のざわめきもどんどん大きくなっていった。
担任の先生までも驚いている。
だって私、この先生の悩み聞いた事あったし。
せっかくお姉ちゃんとお兄ちゃんが繋いでくれたのに私がこんな中途半端に終わらしてしまうのっ?
二人に申し訳なさと、自分の不甲斐なさでぐちゃぐちゃになっていた時バンッと思いっきり教室の後ろのドアが開いた。



