「それじゃあ、私達はこっちだから」
「俺達はこっち」
「私達はこっちだからここでバイバイだね」
十字路の真ん中で別れを行ってみんなが別々の所に歩いて行く。
もちろん、先輩と火野さんペア。芽沙と会長ペアは一緒。
当然私と秋君は同じ場所に住んでいるんだから一緒に帰る。
「なんだかみんなラブラブだね」
「そうだな」
秋君と恋愛?の事について話す時は空気が気まずくなる。
当然と言ったら当然なんだけど。
夏祭りの日、「好きだよ」と言われてしまったから。
まだどうかわからないんだよね、私の気持ちが。
だから手持ち花火でちゃんと私の気持ちがわかるように願ったもんね。
「おい、早く行くぞ」
私が夏休みの事を振り返って?いるといつの間にか先を歩いて行ってしまっていた秋君。
「う、うん」
どうしてそんなに普通にできるのよっ
私は何が何だかわからなくてモヤモヤしてるのにっ
まぁ秋君の優しさとして受けとっとこ……
そう思う事にし、秋君の後を追った。



