下駄箱につくとどうやらまだ人が残っていたらしく、複数人の女の子達の声が聞こえてきた。
やばっ見つかっちゃうって……
見つかるわけにはいかなかったので急いで壁の裏に隠れる。
「やっぱり相談しなよ、別館に行って相談したい事書けば必ず返事くれるからさ」
もしかしてお悩み相談の事話してる?
申し訳ないと思いながらも聞き耳を立ててしまう。
「私、聞いた事あるんだけどそのお悩み相談のアドバイザーの人は老婆なんだって」
「えっ私は男だって聞いたけど……」
「いやいや、やってるのは校長でしょ?」
な、なんだか私の噂おかしくない?
ま、まだ老婆はわかるよ。もう六年以上このお悩み相談をしているし。
それに男なのもわかる。二年前まではお兄ちゃんがやっていたし。
でも、校長はないでしょ……
わははっと笑いながら下駄箱を通り過ぎて行った女子達を見送った後、ささっと下駄箱にアドバイスを書いた紙を入れた。
ちゃんと全部入れたよね、じゃあ見つかる前に生徒会室に戻ろっと。
そう思い、急いで向かおうとするともうみんなは仕事が終わったらしくみんなで下駄箱に向かって来ていた。



