「最近ね、会長が私の事を名前呼びにしてくれたのっ」
「へー相変わらずラブラブね」
いつものように芽沙の惚気を聞いているとすぐに生徒会室についちゃう。
別館から本館に行かないといけないからちょっと距離があるはずなんだけど、全く話が途切れないのはもはや特技だよ。
芽沙は好きな事になるとすごく多弁になるから。
「失礼します」
いつものように芽沙から生徒会室に入り、私もその後に続く。
これも最近気付いた事なのだが、生徒会なのは会長だけで秋君はお手伝いをしていて、火野さんは元生徒会の人だったらしく暇だからいつもいるそう。
「あっお疲れー」
「お疲れ様です」
中には会長と秋君と火野さんと先輩がいた。
「あっ先輩もいたんですね!」
先輩は生徒会メンバーではないが、火野さんと帰っているからいつもいるらしい。
「もうちょっとで終わるからもうちょっと待ってくれる?」
会長も夏休み明けから仕事が多かったらしくいつもひーひー言っている。
「良ければ手伝いますよ」
「本当!?ありがとう」
芽沙は会長の仕事を手伝うらしく椅子についた。
秋君もまだ帰れそうにないから私手紙を下駄箱に入れに行っちゃおっと。
「ちょっと私下駄箱に紙入れて来ますね」
「りょーかい」
みんな忙しそうだったので先輩にだけ伝え、カバンを持って生徒会室を後にした。



