「綺麗ー」
それぞれみんなが花火をつけ、六人分の花火を見るとすごく綺麗だった。
「次私これやりたいっ」
「俺これやろ」
「これも良さそうだなぁ」
各々が手持ち花火を楽しみながらやっているとあっという間に花火が無くなってしまった。
「あれっもうない?」
「本当だ」
「じゃあ、やっぱり最後はこれっしょ」
そう言って先輩が手にしていた物は地面に置いて火をつけると花火が上がるちょっと大きめの花火。
「早くやろー」
先輩が持っていた花火を火野さんが受け取り、火をつけてくれる。
花火を地面に置き、少し離れた所で六人が横並びになって花火が発射するのを待つ。
「あっ来た」
会長が一早く気付きみんなの視線が花火に集まると一気に花火が噴き出た。
「すごいつ綺麗ー」
「本当だね」
花火からは色々な色の火が出てきてみんなの釘付けだった。
今年は二回も花火を見れたなぁ。
なんて思いながらぼーっと花火を見ているとすぐに花火の火が弱まっていった。
「あーもう終わっちゃったー」
結構な量の花火が置いてあったにも関わらずすぐに花火はなくなってしまった。
「早かったね」
「ね、もうちょっとしたかったー」
みんなが名残惜しい気持ちになっていると、家の方からぽぽぽっという音が聞こえてきた。



