「じゃあ改めまして、凪音退院おめでとー」
六人が揃い、みんな自分の飲み物を掲げ会長の掛け声で乾杯をした。
「うまっ」
「みんなで食べると格別だね」
「本当においしー」
みんなで私がいなかった一週間の話をしてくれながらご飯を食べた。
「ふーもうパンパンっ」
「結構食べたよねっ」
「うんっ美味しかった」
みんな相当お腹が空いていたのかテーブルいっぱいに置かれていた料理が全て平らげられていた。
久しぶりの病院飯以外のご飯はやっぱり美味しいっ
「じゃあ寝るわ」
「だめよ」
早々にご飯を食べ、すぐに寝ようとした火野さんを先輩が止める。
「あっそうだった」
あれっ?いつもならすぐに反論するのになんていうんだろう、素直?
「そうだよ、今日はまだ寝られたら困りますっ」
いつもなら絶対に二人の口喧嘩に口を挟まない芽沙も口を挟んだ。
何かあるんだろうか?
みんなの中で話が進んでいき、私だけがついて行けていなかった。
「時雨さんは楽しみにしててね」
話についていけていない私に気づいたのか、会長が右目でウインクしながらにっこり笑った。
「は、はい?」
訳は分からなかったがとりあえず、返事をした。



