芽沙と先輩の後ろから秋君の声がした。
「そうだぞー」
「早く食いたい」
「ちょっと海斗ムード壊してんじゃないわよ」
「はぁ?ムードとか知らねーし」
首だけを火野さんのいる方に向け、いつもの口喧嘩が始まった。
「また始まったね」
クスッと笑いながら芽沙が言った。
「そうだねっ」
先輩と火野さんが睨み合いになっていたので私と芽沙は静かに秋君と会長のいる机に向かった。
「先食べちゃう?」
私達が行くと、会長がイタズラっぽく笑いながら私達の方を向いた。
「だな、あいつらは当分あれだろうし」
秋君が賛成しみんなで手を合わせて食べ出す。
テーブルに置かれているのはサラダ、ピザ、ポテトや唐揚げが盛り付けられているもの、サンドイッチなどなどが置かれていた。
「あーちょっともう食べてるっ」
「お前がぎゃーぎゃー騒ぐからだろ」
「うっさいわね」
「まぁまぁ」
会長が仲裁に入り二人を宥めると二人は隣に座った。
なんだかんだ言って二人は仲がいいんだよね。



