「うっそ!?」
「そんなわけないじゃんっ私海斗しかいないし」
「僕も副会長を他の男に渡す気はさらさらないよ」
先輩と会長の気持ちを直で感じ顔を赤らめた火野さんと芽沙。
「そっか、そうだよね、ごめんなさいっみんな事を疑ったりして……」
みんなの愛を実感しますます後ろめたさが湧いてきた。
「全然っ大丈夫だよ〜」
「まぁ、そう勘違いしてもおかしくなかったし」
「だから泣かないでー」
クラッカーを鳴らすために私から少し離れた場所にいたみんなが私の所に寄って来てくれる。
「ごめんね、ありがとう……」
私は高校一年生の時、入学してすぐにお悩み相談をお兄ちゃんから引き継いだから気を張っていたし部活にも入っていなかったから友達なんていなかった。
だからこうやって友達ができて嬉しかった。
しかもこんなに優しい人が私の友達になってくれて。
「ありがとう……」
私はもう一度みんなにお礼を言った。
「もー泣かないでー」
「主役が泣いちゃだめだよっ」
芽沙と先輩が私の頭を撫でたり背中をさすってくれた。
さっきまでは後ろめたさでいっぱいだったけど、今はみんなの優しさで涙が溢れて来た。
「お前、泣きすぎ、目腫れんぞ」



