「外だー」
久しぶりに外に出た気がする。
本当は散歩とかできたんだけど面倒くさくてずっと病室にいた。
久しぶりの外の空気を大きく吸い込み両手を上げ思いっきり伸びをする。
「さてと、帰りますか」
大きい荷物は秋君が持って行ってくれたので比較的私は軽い荷物だけで済んだ。
本当はタクシーとか使いたいんだけど、使い方わからないしそもそもそんなに距離もないしね。
退院後のリハビリとして歩いと帰ろ。
あっそういえばあの毒親どうなったのかな?
前まではお母様なんて様付けしてたけど、秋君に酷い事した人に様なんて今更つけたりはしたくない。
そもそもの事の発端は私があの毒親を家にいれちゃったからだし。
私は意識を失ってから目が覚めたら病院のベッドの上だったからあの後どうなったかはわからない。
病室でも誰かがその話に触れたりする人はいなかったから特に何もなかったんだと思うけど。
少々気になりつつもみんなが何も言わなかったんだからわざわざ掘り返すことでもないだろうと思い足元にあった石ころを蹴り飛ばし、今考えていた事を飛ばす事にした。
終わった事を考えていてもいい事ないしね!
さっこんな事より家に帰ったら秋君に会えるから早く帰りたいっ
なぜか秋君に早く会いたくて歩いていたスピードを少し上げて大股で帰った。



