「おっ邪魔しまーすっ!」
中に入ってきたのはなんと先輩と火野さんと芽依沙と会長。
私達は今、側から見たら抱き合っている感じだろうか?
「えっちょっと何してるのー!?」
先輩に言われバッと私達は離れた。
お互いどちらも顔を真っ赤にして。
「何なに〜?二人はそういう関係なんですか?」
茶化すように会長がニヤニヤしながら言うと秋君がチッと舌打ちをした。
「タイミングクソだな」
キスをしてしまいそうな程、私達は顔が近かった。
正直キスされるかもとか思っちゃったし。
「わ、私達お邪魔だったかしら」
あわわっとでも言いたそうに顔を赤てあたふたしている芽沙を見るとなんだか初々しいなと思った。
「全然そんな事ないよ」
まぁ、なんでハグをしていたのかは不明だけど。
「俺飲み物買いに行ってくる」
秋君は逃げるようにそそくさと病室を出て行った。
「あん時のお返し」と言う言葉を残して。
"あん時"って何?
なんだろうと思考を巡らしていると先輩はスマホの充電がないから、火野さんはお菓子を買いに、芽沙は電話がかかってきて病室を出て行った。



