「私、今の関係が壊れるのも怖いんです」
いつもなりワントーン声が低く聞こえるのは僕の考えすぎたろうか?
「今の関係がいいと思う反面、付き合ってもっと仲良くなりたいとも思うし」
それ、僕も一緒かも……
ただ伝えるのが恥ずかしいとばかり思っていたけど、無意識に僕は恐れていたのかもしれない。
こうやって話せなくなってしまうのではないかと。
「僕も一緒だよ」
「えっ?」
「僕はね好きな人が歳下で中々話せなくって、だから生徒会が一緒なんだけどそこでしか話せなくて……」
僕はこれを言ってからあっと思った。
だって歳下で生徒会と言ったら……
「もしかして、私だったりしますかっ」
若干笑いながらそんなわけないかと言う副会長を見て今しかないと思った。
「そうだよ」
僕は言ってしまった。
心拍は早くなる一方でなのに全然後悔はしてなくて、ただ気持ちをまっすぐに伝えたいという気持ちだけが僕の頭の中を埋め尽くす。



