夢月がそう言った瞬間、まるで合図をしたかのように花火が打ち上げらた。 ここは展望台。綺麗に見えないはずがない。 「綺麗だね……」 「そうだな」 俺達は花火を絶好のスポットで眺めることができた。 まるで俺達を祝ってくれているかのように–––。