「そ、そんなに探してくれてたの?」
俺が何回も良かったと連呼しているからかそんな事を聞いてきた。
「探した」
本当はめちゃくちゃ探したが、そんな事を言ったらかっこ悪いかと思い伏せる事に。
「どうしてそんなに探してくれたの?」
わけがわからないとでも言いたそうな顔をしながら俺にそう言ってくる夢月。
身長差から上目遣い?というやつになっていた。
「好きだから……」
「えっ!?」
今、俺なんて……!?
「いやっ今のは違っ」
本能がというものなのか俺は口を滑らした。
「それ本当?それなら私勘違いするけど……」
赤らんだ頬を両手で隠すように覆いながら恥ずかしそうに俺を見る夢月。
俺のが恥ずいわ……
「あーも、勘違いしろよ」
俺は頭をかきながら照れ臭さくなり目線を外す。
「まじで?それならめっちゃ嬉しいっ」
顔を見ていなくてもわかる、相当喜んでくれているって。
じゃあ俺らもしかして両思いだったとか?
今更そんな事を考えても答えが出るわけもなく、俺は今の現状を噛み締めた。



