まずはイカ焼きの店の近くを探したり屋台付近を探したが全く見つけられなかった。
「あいつどこだよ……」
こんなに探してもいないとなると逆に心配になる。
もう何回か連絡したのに既読がつく気配もしない。
祭り会場を出て住宅街を探したりもしたが見つけられなかった。
まじでどこ行っちまったんだよ
休憩する為に立ち止まる。
「くそっ……」
俺は近くにあった壁を殴った。
殴った衝撃がジンジンと右手から伝わってくる。
「もう少し探すか……」
殴った痛みで冷静さを取り戻しもう一度探しに行こうと祭り会場に戻った。
ん?ここは……
祭り会場に戻る途中、暗闇の中にうっすらと看板が立っているのが見えた。
さっきは焦ってて気付かなかったがこんな所に看板があったなんて。
その看板は展望台がありますよと書かれているものだった。
そういえばこの祭り会場森と繋がっている所があったな。
なぜかわからないが俺はそこなんじゃないかと直感的に思った。
前妹がどっか行った時に見つけた場所が森の中だったと夢月に聞いた事があったからだろうか。
そんな事を思いながら足早に森へと入って行った。



