まず初めに行ったのは焼きそば屋。
その後にも食べ物の屋台をまわった。
夢月は食い意地が張ってずっと食べている。
いつか豚になるぞこいつ。
そう思ったが、美味そうに食う夢月を見るとまぁいいかと思ってしまう。
というか思わせられる。
「ちょっと私イカ焼き買ってくるね!」
ずっと歩き回っていたから少し休憩する為に人混みの少ない場所にいるとまた夢月が食べ物を買いに行った。
「食い過ぎだろ……」
そう言う俺の声は完全にイカ焼きに負け、あいつの耳には届かなかった。
イカ焼きってあいつおっさんかよ……
夢月がチョイスする食べ物は大体おっさんチックなものばかり。
まぁ逆にあいつがタピオカっとか言いながら来たら鳥肌立つけど。
夢月がイカ焼きを買って戻ってくるまで俺はずっと座って待っている事に。



