次の日、私は芽沙と先輩に朝一で電話した。
朝一で申し訳なく思いながらも2人の意見が聞きたかった。
「おはよー」
「おはよー」
「おはよう」
みんなまだ少し眠そうだと通話をしていて伝わってくる。
声が眠そうだった。
「ごめんね朝一に電話して」
私は自分のベッドの上で枕を抱きながら話し出す。
「全然いいよー」
「私も話したい事あったし!」
「話したい事?」
「うんっ」
よくぞ聞いてくれました!とでもいいたそうな感じがスマホからビンビン伝わってくる。
先輩の顔が容易に想像できた。
「実はね、私、海斗と付き合う事になりました!」
「「えーっ!!」」
電話ながら私と芽沙の声はピッタリ被った。
だってあの2人がだよ!?ついにって感じじゃん。
幼馴染で付き合うなんてロマンチックな事はこの上ないって私は先輩と火野さんを見ていて思っていた。
「おめでと〜」
「私達からしたらやっとって感じだけどねっ」
しかもお祭りで付き合うなんて、ドラマかよっと言ってしまいたくなった。
「あっちから告白してくれてね、それで即OKしたっ」
幸せそうに話す先輩の声を聞きなんだか羨ましいなと思っている自分がいた。
「それで、凪音はどうして電話くれたの?」
近況報告をし、次は私にバトンタッチをしてくれた先輩。
付き合いましたと言う報告を受けた後に言うのはなんだか恥ずかしいけど、二人の意見も聞きたい。



