「みてみてー」
私が丁度終わった頃、着付けが終わった先輩がバタバタと走ってきた。
「可愛い……っ」
なんでも似合う先輩だからこその着こなし方だろう。
緑がより先輩を引き立てていた。
「結構いい感じになったんだけど!!」
想像以上のできに先輩はものすごくテンションが高かった。
「じゃああとは髪型ですね」
「それさ、どうしようかなって思ってて」
いつもはツインテールだから違う感じでもいいかもしれない。
「いつもと違う髪型にしてみたらどうですか?」
「やっぱりそう思う?私も違う方がいいと思ったんだけど、どんな髪型がいいかわからなくって」
うーんと悩む先輩はなんだか楽しそうだった。
今日を一番楽しみにしていたのは先輩だもんね。
「あっじゃあお団子ヘアとかどうですか?」
「それだっ私それにするっ」
パチンッと指を鳴らしてナイスアイデアっといいながらすぐに髪の毛をいじり出した。
先輩手先器用だなぁ〜
後ろから先輩の手捌きを見て先輩のあらたな一面を見つけた。
私もカバン探さないと。
最後まで先輩のを見たかったけど、時間も迫っていたので私は芽沙のいる方に向かった。



