「せんぱーい私終わりました」
「了解!じゃあ私行ってくるね」
先輩と芽沙は丁度メイクをしている所だったらしい。
「はいっありがとうございました」
芽沙はきっと先輩にメイクをしてもらっていたんだろう。二人が向き合いながら座っていた。
「凪音ちゃんよかったら芽沙ちゃんの髪型やってあげてくれない?」
バタバタしながら首だけをこちらに向けながら私に言った先輩。
髪型?私もあとは髪型だけだし全然大丈夫。
「はいっ」
「じゃあよろしくー」
嵐のようにバタバタと着物を持って行った先輩を見送り私は芽沙の方を向く。
「もうメイクは終わってる?」
「うんん、あと少しなんだけどまだ終わってない」
「了解っじゃあ私が髪の毛をやっている間にメイク完成させる?」
「うんっそうさせてもらうよ」
芽沙は机の方を向き、手鏡を持ちながらメイクを始めた。
「こんな感じにしてほしいとかある?」
「特には無いかもっごめんおまかせでもいい?」
「うんっ」
芽沙はいつもおさげをしているから今日はイメージチェンジをしてもらおうかな?
芽沙の髪型を考えながら私の髪型も考える。
「痛かったら言ってね」
「はーい」
少し考えた後、芽沙の髪の毛をいじり出す。
ここはこうして、こっちはこうしよう。
そうこうして考えているとあっという間に完成した。



