「これにしようかな?」
先に浴衣の柄を選んだのは芽沙だった。
芽沙はオレンジ色の浴衣に大きくひまわりが散りばめられている浴衣だった。
すごいっ芽沙にきっと似合う色だなぁ
浴衣を決めると先輩のお母さんが来てくれて着付けを初めてくれるらしい。
全身鏡の前に立ちバランスを確認しながら着付けをしてくれるみたいだった。
私も早く選ばないとっ
今迷っているのはアサガオが書かれている浴衣と水玉模様の浴衣。
どちらもすごく可愛い。
「あのさ、よかったらみんなお花にして統一しない?」
「あっいいですね!私も丁度ひまわりだし」
私も丁度アサガオと水玉で迷っていたからこの提案はすごく嬉しいっ。
「私もそれ、いいと思いますっ」
「ありがとっじゃあみんなお花にしよっ」
嬉しそうに浴衣を選ぶ先輩は完全に恋する乙女だった。
恋する乙女、可愛いっ
こんなの火野さんが見たら絶対可愛いって思うだろうなぁ。
実際私も思ってるわけだし。
「ん?どうかした?私の顔に何かついてる?」
じろじろと見ていた為先輩にバレてしまった。
「うんんっ何でもっ」
私がにっこりと笑うと不思議そうにしていた。
私も選ぼっと
先輩の可愛いさに頬が緩むのを感じながら浴衣を選んだ。



