「あれっ結構いい感じじゃない?」
「えっ?」
机に置いてあったものを片付け終えお皿洗いを芽沙としている時、お皿を拭いてくれていた会長がひょっこりこちらに来て言った。
「ほらっ海斗と夢月さん」
顎をくいっとし、リビングにいた2人を指した。
そこには楽しそうに笑いながら喋る火野さんと先輩の姿が。
「確かに……」
「あっもしかして火野さんの好きな人は美馬さんなのでは?」
「かもかもっ」
芽沙と会長と3人でリビングを見ながら考察をする。
「おいっ何してんだよ」
「うわっびっくりしたっ」
「お先」
私達が一斉に後ろを振り向くとそこには明らかに今出てきました!とでも言わんばかりの秋君の姿が。
まだ髪の毛に雫が残っており、お風呂から出てすぐにこっちに来たということは明白だった。
「早いねもう出てきたの?」
「あぁ、早く次のやつと思ったらなんかいちゃついてて話しかけずれぇ」
「確かに……」
いつもなら絶対に気にしなさそうな事を今日はちゃんと気遣っている秋君。



