「ん?何これ」
「なになに?」
「見んな」
火野さんのスマホをいつものように覗き込みながら楽しそうにしている。
仲良いなぁー
と微笑ましく思っていると急に2人の顔が歪んだ。
「何これっ」
「これが原因か……」
ん?どうしたんだろ
私以外のみんなも2人の異変に気付いたのか顔を見合わせた。
「これっ」
少しの沈黙があってから火野さんが手に持っていたスマホを私達に差し出した。
「これって……」
「まじか」
「なんですかこれっ」
あー
火野さんに見せてもらったスマホの画面には亜香里さんに見せられた私と秋君が写っている写真だった。
「今これが送られてきて」
「まじ……?」
「拡散されてるな」
「どどどどうしましょうっ」
みんなが驚きながらあたふたしていた。
「ちょっと落ち着いてください」
私は少々大きめの声でみんなに聞こえるように言った。



